売掛金回収、代金回収の方法

売掛金回収、代金回収の方法

売掛金、代金の回収は、ビジネスを行う上で、
売上を上げることと同じぐらい重要です。
売上としての成績がよくても、その代金を回収できなければ、
資金繰りが悪化し、最悪の場合、黒字倒産ということにも
なりかねません。

 

今回は、売掛金、代金の回収の方法についてお話していきます。

回収が難しいと思われるケース

まず、もはや回収が難しいと思われるケース
をご紹介します。
このようなケースにあてはまる場合、
売掛金、代金の金額にもよりますが、
この回収に労力をさくよりも、完全にあきらめて
本業に専念した方がよいかもしれません。

 

・取引先が無一文の状態で、回復の兆しが全くない
(他の大口債権者もたくさんいることが明らか)

 

・取引先が行方不明で、手がかりナシ

 

・取引先が倒産した

 

・売掛金、代金の時効が成立していて、
取引先が時効消滅を主張した。

 

 

このようなケースに該当する場合、
売掛金、代金を回収するのは非常に困難ですが、
このようなケースに該当する場合でも、
回収が可能な場合もあります。
例えば、時効を主張している場合でも、
時効の中断事由にあたることがあり、
実は時効が完成していないという場合もあり得ます。

 

とりあえず、これらにあてはまる場合は、
専門家に相談してみてもよいかもしれません。

 

取引先と連絡がつき、取引先が経営を継続している場合

取引先と連絡がつき、取引先が経営を継続している場合に、
どのような回収の方法があるかということですが、
このような場合に「法的手段」を真っ先に思い浮かべるかもしれませんが、
少しお待ちください!

 

本屋さんで調べたり、ネットで調べたりして、
「内容証明郵便」で請求を促す文書を送る方も
多いようですが、いきなりこれをやるのは
最善とは言えない場合が多いです。

 

内容証明郵便で送るべきか?

内容証明郵便で催促するという手段はたしかに
教科書的には正しいですが、
これを送られた側の取引先の気持ちを考えてみましょう。

 

もらい慣れていない人であれば、驚くかもしれませんし、
支払う気持ちになると考えるかもしれませんが、
実際は、取引先の神経を逆撫でし、
逆に態度をカタくするというケースが多いです。

 

相手が態度をカタくしてしまうと、
いよいよ裁判などで争わなければならなくなり、
泥沼化すると費用も労力も甚大なものとなります。

 

取引先への売掛金、代金の回収を促すやり方

取引先への売掛金、代金の回収を促すやり方としては、
徐々にステップを踏んでいって、
「それでも支払わないなら」
という段階で、内容証明郵便なりを送った方が
内容証明自体の迫力も増して効果的だったりします。

 

「なぜこちらがそんなに気をつかわなければ」
とイラ立つ気持ちはわかりますが、
最善の結果を出すために、グッとおさえていただければと思います。

 

では、具体的にどうするかということですが、
はじめは
「お取引状況ご確認のお願い」
といったタイトルで普通郵便で、お伺いを立ててみましょう。

 

請求金額を記載し、その金額に間違いがないか確認する文言、
いつ支払う予定なのか、一括で支払うことが不可能であれば、
どのような支払い方法であれば現実的に可能なのか

を取引先に答えさせ、
署名と押印をもらいましょう。

 

これを相手方が返送してくれれば時効の中断の効果も得られますし、
まずは、やんわりとプレッシャーをかけることができます。

 

返信がない場合は、電話などでいつ返送してもらえるのか
お伺いをたてましょう。

 

脅すような口調などはしてはいけません。
あなたが犯罪者になってしまう可能性もあるからです。

 

とにかく怒らず、淡々と、あきらめずに
粘ることが肝要です。

 

債務者は「うるさいところ」から返済する

支払いが滞る債務者は、よその支払いも滞っている場合もあります。
このようなとき、債務者は
「うるさいところ、面倒くさいところ」
から支払いをしますから、
絶対に踏み倒させないという意思をしずかにアピールし続けましょう。

 

また、取引先の支払いが現実的に厳しそうな場合は、
あなたの方でも、減額が分割など、
どこまで折れることができるかを考えておき、
交渉にのぞむのがよいかと思います。

 

いずれにしましても、かなりの労力で、
精神的にも磨り減る作業となりますので、
このようなことにウンザリした方は、専門家に相談した方がよいかもしれません。
話すことでストレスもだいぶ軽減されるでしょう。

 

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