契約の種類の概要をわかりやすく簡潔に解説

契約の種類の概要をわかりやすく簡潔に解説

ビジネス、商売は契約の連続ですが、今回は
代表的な契約の種類の概要について解説します。

 

契約とはひとことで言うと、
「意思と意思の合致」
です。
当事者の意思が合致して成立する当事者間のルール
ということです。

 

契約には大きくわけると、
財産を移転する契約(贈与契約、売買契約など)、
物を利用することを目的として契約(賃貸借契約、消費貸借契約など)
サービスの提供を目的とした契約(雇用契約、請負契約、委任契約など)
といったものがありますが、それぞれの代表的な契約について
説明します。

 

 

財産を移転する契約

贈与契約

贈与契約は、無償で財産を譲り渡す契約です。

 

「契約」ですので、「あげる」「もらう」という意思の
合致があって成立します。

 

書面によらない贈与契約は取り消すことができる不安定な契約ですが、
書面で贈与契約をすると、原則として取り消すことはできません。

 

売買契約

売買契約はだれでも日々繰り返していると思いますが、
「売ります」「買います」の意思の合致で成立します。

 

口頭の合意で契約は成立しますし、
あなたがコンビニで買い物をする際は、
無言でレジに商品を持っていっても
売買契約は成立しますが、
不動産や高額なものの場合、
後々のトラブルを防ぐためにも書面で契約をします。

 

物を利用することを目的として契約

消費貸借契約

消費貸借契約とは、借りたモノを消費して、
同じモノを返還するという契約です。
代表的なのが「金銭消費貸借契約」
(略して金消(きんしょう)契約)です。

 

お金を借りて、返済する際は、借りたお札と同じナンバーのお札で
返さなければならないわけではありません。
1万円札を借りたならば、どの1万円札で返してもよいのです。

 

賃貸借契約

賃貸借契約は、消費貸借契約と異なり、
借りたものをそのまま返す契約です。
アパートやマンションなどの不動産賃貸契約などが
代表的です。

 

サービスの提供を目的とした契約

雇用契約

雇用契約は、使用者の指揮命令下で、
労働者が労働力を提供し、その対価として使用者が賃金を支払うという契約です。
労働者には、労働力を提供する義務とともに、
職業専念義務などが発生します。
使用者には賃金を支払う義務、労働者の安全配慮義務が生じます。

 

委任契約

委任契約とは、法律行為や事務を委託する契約です。
民法上、無償で行われるのが原則とされていますが、
有償で行うこともでき、有償で行われることに方が多いです。
例えば、弁護士に訴訟代理人として裁判に出てもらうという契約や、
司法書士に登記申請の代理を依頼するような契約です。

 

請負契約

請負契約は、一方が仕事の完成をさせ、
他方がそれに対して報酬を支払う契約です。
委任契約と似ていますが、委任契約は、有償契約の場合、
仕事が完成しない場合にも報酬の支払い義務は発生します。
(例えば、委任契約の場合、
弁護士は裁判で勝つために依頼されたとしても、
裁判で負けても報酬をもらうことができます)

 

これに対して、請負契約は仕事の完成に対して、
報酬を支払うので、仕事が完成しない場合、
原則として報酬の支払い義務が発生しません。

 

寄託規約

寄託契約は、物の保管を約束する契約です。
預ける側を寄託者、預かる側を受寄者といいます。

 

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