リース契約のメリット、デメリット。「レンタル」との違いについて

リース契約のメリット、デメリット。「レンタル」との違いについて

「リース」と呼ばれるものにもいろいろな種類がありますが、
ビジネスで一般的に「リース」と呼ばれるものは、「ファイナンス・リース」というもので、
一般的に「レンタル」と呼ばれるものは、「オペレーティング・リース」というものです。

 

今回は、そのファイナンス・リースとはどんなものか、レンタルとの違い、
メリット、デメリットについて説明していきます。

 

ファイナンス・リースは、
@ユーザー(借り主)、Aリース業者、Bサプライヤー(メーカー、販売会社)
の三者での取引です。

 

リース業者がユーザーが希望する物件をサプライヤーから物件を購入し、
ユーザーに物件を貸し出し、ユーザーがリース業者に月々代金を支払う
というものです。

 

言ってみれば、リース業者に購入代金を肩代わりしてもらい、
それを分割でリース業者に支払っていくので、融資を受けて
必要な機器を購入したというイメージに近いかと思います。
(ただし、物件はあくまでユーザーが借りているものですので、所有権はユーザーにありませんので、
購入した場合とイコールではありませんが)

 

レンタルは原則として、いつでも解約できる契約となっていますが、
リースは期間があらかじめ定められており、この期間中は中途解約ができない契約となっており、
物件が不要となった場合でも、契約期間の残りのリース代の支払いや、
契約条項で定める損害金を一括で支払わなければならないことになります。

 

レンタルの場合は保守修繕義務がレンタル会社にありますので、
物件に不具合が生じた場合、原則としてレンタル会社が修繕義務を負いますが
リースの場合は、物件に不具合が生じた場合は、
ユーザーが物件の保守修繕義務を負い、別途保守会社との間で
保守契約を締結するということになります。

 

レンタルは、物件に隠れた欠陥(瑕疵(かし)といいます)があった場合や、
正常に稼動しなかった場合などの責任(これらの責任を瑕疵担保責任といいます)を
レンタル会社が負います。
これに対してリースの場合、リース会社の瑕疵担保責任は負わず、
ユーザーがサプライヤー(メーカー、販売会社)に対して賠償請求をするという方法となります。

 

物件が滅失・毀損した場合、レンタルの場合、レンタル会社が損害を負担しますが、
リースの場合は、ユーザが損害を負担し、、残りのリース代金や、契約を中途解約したときの損害金を
支払わなければならないことになります。

 

リース契約のメリット、デメリット

これらのことを踏まえて、税金面の点もあわせてリースのメリット・デメリットについてまとめます。

メリット

・購入資金ほどのまとまったお金がなくても担保不要で必要な機器を導入できる
・減価償却計算、償却資産に係る固定資産税の申告、
保険の付保等の固定資産管理コストが軽減することできる。
・リース代金は、全額経費処理できる。

 

デメリット

・物件の所有権はユーザーにはない。(ローンで購入した場合、所有権がユーザーに残る)
・中途解約をした場合でも、期間中のリース代金を支払うか、損害金を支払わなければならない。
・通常の保守管理義務が生じる。

 

リース契約にはこのようなメリット、デメリットがありますが、
リース業者選びが非常に重要となります。
数年単位の契約でリース代金が定め、その代金に数年間拘束されるわけですから、
この金額はできるだけ安くおさえたいものです。
ですから、複数のリース業者からの見積りを出してもらい、
価格、その他のサービスを吟味してからリース業者を決めるべきでしょう。

 

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