フレックスタイム制のメリット、デメリットについて

フレックスタイム制のメリット、デメリットについて

フレックスタイム制とは、労働者が一定の時間帯の中で
日々の始業・終業時刻を自身で
自由に決定して働く事ができる制度です。

 

一般的には、労働者全員が必ず出勤しなければならない
「コアタイム」と、
労働者が自由に選択できる勤務時間帯
「フレキシブルタイム」を設定します。

 

フレックスタイム制を導入する場合は

フレックスタイム制を導入する場合は、
就業規則でフレックスタイム制について規定をし、
使用者が労働者の過半数組合または過半数代表者と
労使協定を締結しなければいけません。

行政庁への届け出は不要です。

 

フレックスタイム制のメリット、デメリット

フレックスタイム制のメリット、デメリットは
以下のようなものが考えられます。

 

メリット

・通勤ラッシュを避けることができる。
・労働者自身が自主的な時間管理を行うことにより、
作業の効率化や、残業の軽減につながる。
・労働時間の柔軟性から、労働者の定着率が高まり、
また、優秀な人材の採用につながる

 

デメリット

・職場全体での計画的作業を行うのが困難になる。
・他社や取引先、他部門との時間調整が困難になる。
・時間の縛りが弱く感じるため、職場の規律が弱まり、
緊張感の低下につながる。
・労働時間帯が増え、職場管理の負担が増える。



 

フレックスタイム制を導入している企業

フレックスタイム制を導入している企業は、
厚生労働省の調査によると、
平成25年に5.0%ということで、まだまだ導入している企業は少なく、
しかもわずかずつ減少傾向にあります。

 

フレックスタイム制を導入したものの廃止したという企業も少なくないようです。

 

労働者にとっては労働時間を選択できるのは、
魅力的ではありますが、使用者にとっては
その負担やリスクが大きいのかもしれません。

 

また、取引先や顧客に接する人間の多い企業ですと、
企業の外側の人間と時間を合わせていかなければなりませんので、
なかなか融通の効く時間制をとるのは難しいのかもしれません。

 

業種、業態によってのメリット、デメリットもありますので、
導入を検討中の企業は、弁護士や社会保険労務士に
相談し、過去の実例など参考にしてみるとよいかもしれません。

 

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